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里山逍遥 寄鳥見鳥 2015

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深海に学ぶ未来技術

12月22日(金)晴

岡崎カンファレンスセンターへ出かける。
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自然科学研究機構 分子科学研究所の市民公開講座を聴講する。
会場は昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生の
名前を冠した、岡崎カンファレンスセンターの大隅ホールです。
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第115回分子科学フォーラム「深海に学ぶ未来技術」
演者は海洋科学研究開発機構の出口茂氏です。
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地球は表面の約7割が海に覆われた「水の惑星」である。
海の平均の深さは3,800m。200mより深い部分を深海と呼びます。
最も深い場所はマリアナ海溝で10,900mです。
深海は太陽光が届かない「高圧力・暗黒・低温」に支配された極限環境です。
深海の極限世界にも多種多様な生き物がユニークな生存戦略を駆使して
暮らしています。
産業革命以降、環境破壊・人口増加・資源の枯渇など様々な弊害が生じています。
持続可能な発展のため、今後は地球と共生できる技術開発が求められている。
自然や生物に学ぶバイオミメティクスがイノベーションの可能性を有している。
深海は宝の山である。

46億年という時間の中で、生物は驚くべき機能や特徴を獲得しました。
しかも完全なエコシステムを実現しています。
生物の生き様には次世代テクノロジーのヒントが満載です。
そのヒントを技術に活かすことが、「バイオミメティクス」です。
演者は参考までにと「バイオミメティクスの本」を推奨されました。
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by lacto2015 | 2017-12-22 15:16 | 林住期